
診療案内
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歯科用顕微鏡
を使った治療
新規開院
8.12(火)
私たちの歯は、奥歯で縦7~8mm、横10~11mm、高さ9~10mm程度という、わずか数ミリから1センチほどの精密な構造物です。これは、例えるなら大豆や大きめの小豆、縦横のサイズ感でいえばコーヒー豆ほどの大きさです。この極めて小さな領域で行われる歯科治療において、肉眼で捉えられる視野には限界があります。
当院では、根管治療において、保険診療でも精密な治療のために歯科用顕微鏡を積極的に使用しています。肉眼では捉えきれない細部まで詳細に確認することで、治療の質を高めています。
歯の表面のプラーク(歯垢:しこう)には細菌が存在しており、飲食物の糖分を摂取・分解して酸を出します。この酸によって歯が溶かされますが、人の唾液には酸を中性に近づける働きがあり、また、カルシウムやリン酸を含み、これらの作用で溶かされた歯は修復されています。
歯周病とは、歯の周りの組織に炎症が起こっている状態です。炎症が歯肉だけに留まっている状態を「歯肉炎」と言い、炎症が歯槽骨や歯根膜にまで広がっている状態を「歯周炎(歯槽膿漏・しそうのうろう)」と言います。歯周病の特徴は、痛みがなく静かに進行していくことです。
予防歯科とは、年齢問わず歯の健康な状態を保ち、お口の中の状況が悪くならないように虫歯や歯周病を未然に防ぐために行う処置です。当院では、定期歯科検診はもちろん、ブラッシング指導、歯のクリーニング(PMTC・エアフロー)、フッ素塗布などを通じて予防歯科診療を行っております。
歯を失った場合の治療法の1つに「入れ歯治療」があります。入れ歯には、総入れ歯や部分入れ歯など様々な種類があり、材質や構造も多様です。お口にフィットする入れ歯を使うことで、「食事を味わう」「噛みしめる」「喋る」「笑う」などの行動を支える体の一部となり、健やかな毎日を送ることができます。
歯科治療には大きく、口腔疾患の予防や治療を中心とした健康保持などの面と、歯並びや色、カタチなどの美観を整えていく面があります。審美歯科はその両面の治療を行い、口元の表情など見た目の美しさを追求する歯科医療分野になります。
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