虫歯治療|松山歯科クリニック|鹿児島市谷山の歯医者【顕微鏡を使った治療】

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虫歯治療

虫歯治療|松山歯科クリニック|鹿児島市谷山の歯医者【顕微鏡を使った治療】

歯科用顕微鏡
を使った治療

新規開院

8.12(火)

虫歯とは?

虫歯とは?

歯の表面のプラーク(歯垢:しこう)には細菌が存在しており、飲食物の糖分を摂取・分解して酸を出します。この酸によって歯が溶かされますが、人の唾液には酸を中性に近づける働きがあり、また、カルシウムやリン酸を含み、これらの作用で溶かされた歯は修復されています。しかし、糖分の摂取が頻繁であると、酸の緩衝や修復が追いつかず、歯が溶けた状態が続くことになります。その部分は放置すると直に崩壊し、虫歯となります。虫歯となった歯質は、自然に回復することはなく、歯科治療による修復が必要となります。
乳歯も永久歯も虫歯の治療にとくに違いはありません。穴が開くような虫歯は削って金属やプラスチックで詰めるのが基本です。虫歯が進行すると、歯の神経にまで細菌が侵入してしまうことがあり、この場合、歯の神経を抜く治療が必要になります。さらに進行すると細菌が歯の根元にまで及び、歯肉から膿などが出て、抜歯が必要になることもあります。
口の中で酸が作られるまでには、少し時間がかかります。虫歯予防には、糖分を摂取したら早めにうがいや歯みがきをして、虫歯の原因となる酸を取り除くことが最も効果的です。
初期段階の虫歯は自覚症状が現れず、日常的なケアを怠ると悪化し、やがて痛みを伴うようになります。虫歯は早い段階で治療を開始すれば、比較的簡単な処置で済みます。早期に見つけて早期に治療しましょう。

虫歯の進行

CO初期の虫歯

CO初期の虫歯

歯の表面に穴はあいておらず、「白斑」や「白濁」といった症状だけ認められる段階です。そのため、治療を必要としないことも多く、フッ素塗布などの予防処置を実施することで、歯の再石灰化をはかります。

C1歯の表面の虫歯

C1歯の表面の虫歯

歯の表面はエナメル質で覆われており、虫歯はまずエナメル質に発生します。エナメル質が虫歯になると、光沢がなくなり白っぽくザラザラした感じになります。虫歯は上の歯と下の歯の噛み合せの部分や、歯と歯の間などに発生しやすく、この段階ではまだほとんど痛みはありません。

C2歯の内部まで進行した虫歯

C2歯の内部まで進行した虫歯

エナメル質の内側には象牙質がありますが、虫歯が象牙質まで進むと虫歯の部分が黒く見え、冷たいものや熱いものを食べた時に歯が痛むことがあります。

C3神経まで進行した虫歯

C3神経まで進行した虫歯

象牙質の内側には、神経や血管が密集した歯髄があります。虫歯がさらに進行して歯の神経まで虫歯菌に感染してしまうと歯髄炎となり、歯がひどく痛みだします。こうなると、虫歯になった部分の歯を削るだけでなく、歯髄まで取らなくてはなりません。この段階まで進むと治療が終わるまで時間がかかるうえ、歯髄を取ると歯がもろくなってしまいます。

C4歯の根まで進行した虫歯

C4歯の根まで進行した虫歯

虫歯によって歯の上の部分がほとんど溶けてしまい、歯の根に当たる歯根まで虫歯が進行した状態を残根といいます。このような歯の根だけ残った部分の先端に膿の袋ができることがあります。この膿の袋が炎症し腫れてきます。ここまで進むと歯を抜かざるをえなくなる場合が多くなります。

虫歯にならないために

虫歯菌(ミュータンス菌)の
感染予防

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌(ミュータンス菌)は存在しません。その感染経路は周囲の大人、特にお父さんお母様の唾液からの感染が主となります。食べ物の口移しや箸、スプーン、フォーク等の食器の共有、子供に対するスキンシップなどが原因と考えられます。育児に忙しく、やらなければならないことが多い日常でこれらのことを完全になくすことは難しいかもしれませんが、少し意識して生活してみましょう。
またお父さんお母様がお口の環境を整え、菌の数を少なくすることは自分のため、お子様のため両方にメリットがあります。

糖質(特に砂糖)を取る量の
コントロール

虫歯(ミュータンス菌)は砂糖を頻繁に摂取すると活動が活発になります。糖質(主に砂糖)を取る量をコントロールしたり、毎日のブラッシング等でお口の中に糖質が停滞しないようにすることが重要です。

歯の質を強化

歯の質を強くするために取り入れたいのがフッ素です。フッ素は歯の質を強化し、虫歯になりにくい丈夫な歯を作る手助けをしてくれます。また再石灰化を促進し、歯垢(プラーク)の中にも作用して歯を溶かす酸が作られるのを抑える働きがあります。

当院の虫歯治療

1.虫歯の早期発見

視診と定期的なレントゲン撮影により虫歯の早期発見に努めます。

2.虫歯の管理

虫歯は治療が必要なものと経過観察できるものがあります。何でも治療するのではなく、経過観察できるものは進行しないように定期的に管理していきます。

3.極力神経を取らない

虫歯の進行度合いにもよりますが、極力神経を温存する治療に努めます。

4.痛みやストレスに配慮

麻酔を行う場合は表面麻酔を用い、麻酔液を体温と同じ温度まで温め、自動麻酔注入器を用いるなど、麻酔時の痛みに最大限配慮します。

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